夢中になる瞬間を覚えていたい
「好き」と思う事が、そのままずっと好きな事になるのか、すぐにそうじゃないと気づくのか。それは、好きと感じた瞬間には分からない事だけど、私はできるだけ覚えていたいと思うタイプ。
例えば、昨年くらいまで、狂ったように関ジャニが好きでした。
「えーきっかけは何なんですかー?」と、生徒に100回くらい聞かれたから、100回くらい好きになったきっかけを回答したため、めっちゃ饒舌に話せます。好きになった瞬間のエピソードが。。。笑
さて今回は、ある男性ヴォーカリストを好きになった瞬間の話をここに記しておきます。
きっと、2020年の年末には、めっちゃビッグになってて、
「ほら!私がいいって言ってた人じゃん!!ブログに書いてあるじゃん!」って言いたいがための文章を今から書きます。
まず、出会い。(かなり一方的ではある)
自粛生活も軽く1ヶ月を超えた5月のある日。
私は、もう自分のAppleMusicに入っている音源に飽き飽きしていた。
これは、まだ今の時代だからいいよ。CD入れ替えなくても色々聞けるから。
カセットテープの時代だったら、本当やばかったと思う。裏面にしなきゃいけないとか、変に無音の時間が流れるとか、曲が途中なのに、裏面に行っちゃうとか、若い子が分からないストレスが、カセットテープには色々あって、、、
うん、つまり、iPad1つで、曲が次から次へと変えられて、とても便利な世の中でよかった。
そして、もっとすごいことに、月額いくらか払えば、曲が聴き放題、選び放題。
もう、レンタルショップに借りに行くことも、返却し忘れることもないのだ。
なんて便利!(ただし、ジャニーズとハロプロと、時折大御所(ex:B'zとか)が入っていなくてとても悲しい気持ちになるけれど、そこは何か大人の事情がおありになるんだろう。
だから、今日はアゲアゲでいこう!と大黒摩季をずっとかけてたり、
歌うの疲れた!とL'Arc〜en〜Cielをかけてたり(結局歌ってる)
もしくは、90年代 J-POPとかにして、誰かが選んだ懐かしの曲を聴いてたり。
色々聞けるけど、なんかもう疲れた。自粛疲れとはこのことか。(違う)
いっそ、よく知らない歌でいい。歌えなくたっていい。
なんか、キャンドル作りが捗るやつなら、何でもいい。
ということで、見つけたのが、「Aリスト:J-POP」
最新の曲たちが更新されてる模様。
数日前まではなかった、宇多田ヒカルの新曲が!入ってるぅー!
ちなみに、今現在、105曲/6時間57分のリストです。
もう、心置きなく、キャンドルが作れるぜ。
40分のターンだと、またこの曲?!ってなって、集中できないから、長いの最高!
これだけあって、口ずさめる歌、5曲くらいしかないから。
声聞いて分かるアーティスト10人くらいしかいないから。
いやいや、90年代とかだったら、割とパーフェクトにわかっちゃうんだけどなぁ。
時代についていけてませんでした。
そんなこんなで、このプレイリストをかけながら、ずっとキャンドルを作っていたんですが、夜になって、お風呂に入ってる時に、ふっとある一曲が、口から出てきたんです。
でも、歌詞も分からないし何の歌かも分からない。
まぁ、おそらく、今日聞いたあの105曲の歌の中のどれか何だろうな。って思って、
また翌日、音楽を聴きながらキャンドルを作る。
で、その時、それが誰かということがわかったわけなのです。
これまた、便利な時代になったもので。
その歌が流れている時、シンガーの名前をクリックすると、その方のページに飛ぶんです。
すると、そこには、曲が3曲。
しかも、ちょっとふざけたタイトルの歌含む。
で、聞いてみたら、やっぱりいいんです。ただ、3曲なんです。
もう、3回くらいぐるぐるしたら、ちょっと集中できなくなるんです。
そんなわけで、その日は、また膨大なプレイリストに戻って、彼の存在を一旦忘れていた。
そして、翌日。
この日も、朝からキャンドル作り。(自粛中の毎日なんてこんなもんよ)
夕方くらいに、そういえば昨日、いいなって思った人、一体誰なんだろう?
Wikipediaで調べるか!と、調べようとして、動画が出てきたので、ちょっとクリック!
うわぁぁ。何これ。
立ってピアノ弾いたあげくに、今度は立て膝ついてキーボード弾いてる。
しかも、今夜はブギーバック!オザケン!スチャダラ!世代だぜ!!
2曲くらい終わったところで、そうね。挨拶。。。
オーマイガーーー!英語で喋ってきやがった!!!!まじかよまじかよ。
って思ってたら、気づいたら岡山弁で喋ってた。どこから日本語だったんだ?いやむしろ最初のは本当に英語だったのか?頭がconfuse。
「今日二回目となる配信になるんじゃけれどもな、前回が好評じゃったいうことで・・・」
もう、ほぼ「千鳥」。千鳥が喋ってるみたいになってる。岡山の人はみんな自分のこと「わし」って言うんか?笑
その後、リクエストされた曲を、ものすごいピアノで弾いて行く。
彼の前には楽譜はない。
あのー私も、ピアノをですね、10年くらい習っていたりなんかしたんですけど、
まぁ、いまは全く弾けませんけれども。
きっとこれは、耳コピして弾いてますね、彼。
聞こえた音が聞こえた通りに、鍵盤に指が置ける人だ。すげぇ人だ。
弾きながら歌ってるのに、歌が完璧。音程が完璧。英語も完璧。
こちら、カラオケで挫折しまくった英語の歌も、弾き語りやがる。天才だ。
ちなみに、この天才。頭もしゃもしゃに、メガネかけて、トレーナーに高校のジャージ履いとります。裸足に立て膝で歌っとります。
ほんで、30分に渡り、ありとあらゆる歌を即興で弾いて歌って行くメガネくん。
この上のやつは、Day2の模様で、Day1もあります。そっちも素敵。圧巻です。
それでですよ。
この動画(YouTubeライブ)を見た後に、そのAppleMusicに3曲しかなかった曲にPVがあることが判明。
私が最初に、あぁ、好きって思った曲を見てみるとー
藤井 風(Fujii Kaze) - "優しさ"(YASASHISA) Official Video
えぇぇ。
だ、誰???
どちら様ですか????
このイケメンは誰ですか???
もじゃもじゃ頭のジャージ履いたメガネくんは、どこですか???
そして、アリタ調べによりますと、身長が181cm!!
まじかよ。
身長181cmで、歌が上手くて、ピアノが上手くて、絶対音感をお持ちで、
年齢が、え?あれ?年齢が、、、、22歳て。
息子みたいな年齢だった。笑
あいにく私には、息子も娘もいませんが、びっくりしたーーー。
なんか、勝手にもっと年上だと思ってた。
歌を聞いた時に、想像していた感じだと、この歌を歌っている彼は、
中肉中背。自称170㎝だけど、実は169㎝しかない。
高校を卒業して、一度はサラリーマンをやったけど、どうしても諦められなくて、
営業の仕事を辞めて、歌の世界へ。28歳の遅咲き。薄毛を隠すために、常にオシャレ帽子をかぶっているけど、田舎くささは拭えない。
みたいな感じで想像してたんですよ。(想像しすぎ)
つまり、イケメンじゃないと思ってた。
歌は上手だけど、イケメンじゃないと思ってた。
King Ghuの井口タイプだと思ったら、完全に常田タイプだった。
あー例えが分かりづらいですかね。にわかKing Ghuファンにはわかってもらえるはず。
あ、ちなみに、私は完全に常田さんの顔が好きなんです。
でも、私の周りのにわかファンの中では、「あー先生はそっち派なんですねー」とイケメンを毛嫌いする人々がいる。しかも数名。
だから、家で動画撮ったら、井口っぽかったけど、PVの時は完全に常田で来た感じ。
(やばいな、これ、King Ghuファンに怒られる奴だろ)
ちなみに、この逆のパターンでいうと、SEAMOの「マタアイマショウ」を聞いて、いい歌すぎる!!って電車の中で隠れて泣いたりしてたのに、家に帰って、パソコンで調べたら、ちょっとコメディタッチの顔で、私の涙返せよ!ってなったことがあるので。
あまり歌声だけで美化しないようにしてるんです。
ちなみに、1stシングルが2019年11月。
ほんで、発売の前日に渋公でライブやってる。なんてこと!?
そんな天才の彼は、5/20に1stアルバム出まーす。
みんな聞いてね。
ちなにみ、名前言いそびれてた気がするけど、
彼、藤井風さんです。
2020年、絶対に来るから!!笑
最後、写真載せようと思ったけど、どれが本物に近いのか全然分からないから、
画像検索してみて。。。笑
あぁぁ〜本当、今日は彼に夢中でした。
「優しさ」の開始4小節で、心持って行かれた人より。